こんにちは。神社と日本の伝統文化、運営者の「月影」です。
「立春に食べるもの」と聞くと、皆さんは何を思い浮かべますか?
「節分の豆まきは知ってるけど、立春にも何か食べるの?」とか「豆腐や大福が良いって聞いたけど、どんな意味があるの?」と疑問に思う方もいらっしゃるかもしれません。
また、立春と節分の関係や、2026年はいつなのか、日付が毎年違う理由も気になりますよね。
この記事では、春の始まりである立春の日にいただく縁起の良い食べ物や、その意味、そして節分や他の春の行事食との違いについて、分かりやすく紐解いていきたいと思います。
立春に食べるもの:4つの縁起物と意味

立春は、二十四節気の一番目であり、旧暦(太陰太陽暦)では一年の始まり、つまり「元日」のように捉えられていた大切な日です。
前日の節分で旧年の邪気をしっかり払った後、新しい春(年)の福を呼び込むためにいただく、特別な「行事食」があるんですよ。ここでは代表的な4つの縁起物をご紹介しますね。
立春に食べる「豆腐」の意味
立春の行事食として、まず筆頭に挙げられるのが「豆腐」です。これは「立春大吉豆腐(りっしゅんだいきちどうふ)」や、シンプルに「立春豆腐」と呼ばれています。
なぜ豆腐なのかというと、その「白さ」に大きな意味があるんです
古来、神聖な色とされる「白」には、邪気を追い払うほどの強い霊力が宿ると信じられてきました。
前日の節分で豆をまいて鬼(邪気)を外に追い出した後、明けた立春の日に、この真っ白な豆腐を食べることで、体の中にまだ残っているかもしれない邪気(ケガレ)を清め、浄化された健康な体に新しい春の福を呼び込む、という意味が込められています。
「立春大吉」のお札との関係
この風習は、禅寺などを中心に、立春の日に門や玄関に貼られる「立春大吉」という厄除けのお札とも深く関係しているようです。
このお札とともに、豆腐を食べて心身を清める習慣が広まっていったとされています。
縁起の良い食べ方:白さを保つ
この行事食の核心は、先ほどもお話しした「白さによる浄化」です。そのため、できるだけ「白いまま」いただくのが良いとされています。
もちろん好みはありますが、色の濃いお醤油をたっぷりかけるよりは、豆腐の白さを損なわない「塩」(できれば粗塩など、清めの意味もあるもの)で味わうのが、その意味合いに最も適った食べ方かもしれませんね。
とはいえ、立春はまだまだ寒い時期です。体を冷やしては元も子もないので、温かい湯豆腐やおぼろ豆腐、豆腐粥などにして、体を内側から温めつつ清めるのも、とても理にかなった食べ方だと思います。
京都の一部の豆腐屋さんでは、この立春大吉豆腐に使用する大豆を、地元の神社で健康長寿を祈願してご祈祷してもらう習慣が今も残っているそうで、食と神事が暮らしに根付いている素敵な風習だなと思います。
立春に食べる「大福」の由来

立春の日にいただく和菓子といえば、これまた縁起の良い「立春大福」です。
これはもう、名前の通りですね。大福(だいふく)は、その漢字が示す通り「大きな福を呼ぶ」とされる、お祝い事にぴったりの和菓子です。
豆腐と同じように、玄関に「立春大吉」のお札を貼る厄除けの習慣と結びついて、「一年の福を呼び込もう」「福をいただく」という意味合いで食べられるようになったと言われています。
なぜ「豆大福」が好まれるのか?
立春大福の中でも、特に「豆大福」が好んで選ばれることがあります。これには、前日の節分からの流れが深く関係しているんです。
節分では「豆(まめ)=魔滅(まめ)」という語呂合わせから、豆(大豆)を撒いて邪気を払いますよね。
その厄払いの力を持つ「豆」が入った「大福」を立春に食べることは、節分の「厄払い(邪気を滅する)」と、立春の「招福(大きな福を呼ぶ)」という、二日間の大切な行事を一つの食べ物で象徴的につなげる意味があるんです。
昔の人の知恵はうまくできているなと感心してしまいますね
立春朝生菓子「うぐいす餅と桜餅」

立春の朝に作られたばかりの特別な生菓子を食べる「立春朝生菓子(りっしゅんあさなまがし)」という風習もあります。
和菓子屋さんによっては、早朝から開店して、できたてを提供してくださるところもあるようです。
これは、旧暦の新年である立春の「最初の朝」に作られた、最も新鮮なエネルギー(気)を持つものを体に取り込むことで、その一年の活力を得よう、という考え方から来ています。
ある説では「立春の日の24時間以内に口にすると縁起が良い」とも言われているそうですよ。
また、和菓子の材料である小豆(あずき)はその赤色から古くから魔除けの力があるとされていますし、お餅も神様へのお供え物として神聖な食べ物とされてきました。
これらを使った生菓子には、それ自体に「穢れを祓う」力があると信じられていたんですね。
代表的な立春生菓子
この時期の生菓子として、春の訪れを告げる以下の二つが代表的です。
- うぐいす餅
求肥(ぎゅうひ)で粒あんを包み、うぐいすのふっくらとした形に見立てた和菓子です。
青大豆から作られた緑色の「うぐいすきな粉」がまぶされており、その名の通り春の訪れを感じさせてくれます。
一説には、豊臣秀吉の弟・秀長が茶会で秀吉をもてなす際に作らせ、秀吉が大変気に入って「うぐいす餅」と命名したという逸話も残っています。 - 桜餅
こちらも春の和菓子の代表格ですね。
立春の時期から、3月3日の雛祭りに向けて店頭に並び始めます。(桜餅の詳しいお話は、後ほど「桜餅 関東と関西の地域差」でも触れますね!)
立春朝搾り「日本酒」

近年、この立春の新しい習慣として急速に広まっているのが、「立春朝搾り(りっしゅんあさしぼり)」という日本酒です。
これは、節分の夜から一晩中もろみを搾り続け、立春の早朝に搾りあがったばかりの、一切火入れ(加熱殺菌)をしていない生原酒(なまげんしゅ)のこと。
その日にできたお酒をその日のうちにいただく、最高に縁起の良い「祝い酒」として、日本酒好きの間で注目されています。
比較的新しい現代の風習
実はこれ、古来の伝統行事というわけではなく、「日本名門酒会」という会が1998年(平成10年)に、全国の蔵元さんや酒販店さんと協力して開始した、比較的新しい酒イベントなんです。(出典:日本名門酒会 公式サイト)
最初は栃木県の「開華」を醸す第一酒造さんという一蔵から始まったそうですが、年々参加蔵元を増やし、令和5年(2023年)には全国43蔵が参加する大イベントへと成長しました。
神社の「お祓い」を受ける縁起酒
このイベントがとても興味深く、私が特に素敵だなと思うのは、その流通の仕組みです。
- 搾る: 各蔵元が、立春の早朝に一斉に酒を搾り上げます。
- 祓う: 搾りたてのお酒をすぐに瓶詰めし、地元の神社に持ち込んで宮司さんにお祓いを受け、「縁起酒」とします。
- 届ける: 加盟している酒販店のスタッフさんが蔵元から直接そのお酒を引き取り、その日のうちに店頭に並べて消費者に販売します。
このように、造る人(蔵元)、届ける人(酒販店)、そして飲む人(消費者)の三者が一体となり、関わるすべての人々の無病息災、家内安全、商売繁盛を祈願する、とても心のこもったお酒なんです。
入手方法と注意点
この「立春朝搾り」は、大変特別な流通をしているため、蔵元の店頭やオンラインショップでは直接販売されていません。「日本名門酒会」に加盟している全国の酒販店での予約購入が基本となります。
ご予約と飲酒に関するご注意
人気が高く、予約分で完売することも多いため、毎年予約開始時期(だいたい年末頃から)をチェックして、お近くの加盟酒販店に問い合わせてみてくださいね。
お酒は20歳になってからだよ
立春に食べるものと節分の違いを解説

「立春に食べるもの」を考えるとき、どうしても混乱しやすいのが前日の「節分」や、日付の近い他の春の行事ですよね。
「あれ?恵方巻っていつだっけ?」「桜餅はひな祭りじゃないの?」そういった疑問をここでスッキリ整理しておきましょう。日本の行事は、日付が近いと混同しやすいですからね。
節分と立春の関係は?2026年はいつ?
まず、一番大事な関係性からお話ししますね。立春と節分は、カレンダー上は別の日ですが、暦の上では切っても切れない「セット」なんです。
「節分」の定義は、シンプルに「立春の前日」です
もともと「節分」とは「季節を分ける」という意味で、立春・立夏・立秋・立冬のそれぞれの前日を指していました。
しかし、一年の始まりである立春が最も重要視されたため、やがて「節分」といえば立春の前日だけを指すようになりました。つまり、立春(新年)を迎える大晦日(おおみそか)が、節分にあたるわけです。
私たちが「節分は2月3日」と覚えていることが多いのは、長い間、立春が2月4日だったからです。でも、立春の日付は固定ではなく、天文学的に決まります(天文学上で「太陽黄経が315度の位置に達した日」)。
地球の公転周期は正確に365日ではなく、約365.24日であるため、このズレによって立春の日は1日程度変動することがあります。
近年では2021年(令和3年)に、1897年(明治30年)以来124年ぶりに立春が2月3日になりました。また、2025年(令和7年)の立春も2月3日(月)だったんです。
ということは、どうなるでしょう?
2025年の立春が2月3日(月)なので、その「前日」である節分は、2025年2月2日(日)となります。節分が2月2日になるのは極めて珍しいことなんですよ。
2026年の節分は「2月3日」です!
2026年の立春は2月4日(水)なので、その「前日」である節分は、2026年2月3日(火)となります。2月3日なのでいつもの節分ですね。
この「節分で邪気を払い、立春(旧暦の元日)で新年を迎える」という暦の仕組みが、それぞれの行事食の意味を解き明かす鍵になります。
立春の食べ物「旬の魚(春告魚)」

ここまでご紹介した「行事食」とは別に、立春は暦の上で春が始まる日ですから、この時期に旬を迎える「春の味覚」をいただくのも、季節を感じられてとても素敵ですよね。
春の訪れをいち早く知らせてくれる魚たちのことを、敬意を込めて「春告魚(はるつげうお)」と呼びます。
代表的な春告魚:ニシン
代表的な春告魚といえば「ニシン(鰊)」です。地域によっては、「春告魚」と書いて「にしん」と読むこともあるほど、春の象徴とされています。ニシンの卵は、おせち料理でもおなじみの「かずのこ」ですね。
地域による「春告魚」の違い
「春告魚」と呼ばれる魚は、実は地域によって異なります。それだけ、各地で春の訪れを心待ちにしていた証拠かもしれませんね。
- 北海道: ニシン
- 関東・北陸: メバル
- 関西: サワラ(鰆)
「鰆(さわら)」は、まさに「春の魚」と書く通りですね。地域ごとの違いを調べてみるのも面白いです。
その他の春の魚:桜鯛
ほかにも、春の産卵期に体が美しいピンク色に色づくマダイのことを「桜鯛(さくらだい)」と呼びます。味も良く、見た目も華やかなため、お祝いの席にも使われる縁起の良い魚として、この時期に楽しまれます。
立春の食べ物「旬の山菜と野菜」

魚だけでなく、大地からも春の贈り物が届きます。野菜や山菜も春の息吹を感じさせてくれますよね。
代表格は、やはり「ふきのとう」でしょうか。まだ雪が残る地面から力強く顔を出す姿は、まさに春の使者ですよね。
あの独特のほろ苦さが「ああ、春が来たな」と冬の間に眠っていた五感を呼び覚ましてくれます。天ぷらや刻んで作る「ふき味噌」、和え物などでその香りを楽しみたくなります。
その他の春の食材
ほかにも、みずみずしい「あさつき」や、独特の辛味がある「高菜」、そして果物ではハウス栽培のものが多く出回りますが「苺(いちご)」なども、立春の時期に旬を迎える食材として挙げられます。
食べ物ではありませんが、梅の花が見頃を迎えるのも、ちょうど立春の頃。「梅は百花の魁(さきがけ)」と言われ、どの花よりも先に咲いて春を告げる縁起の良い花とされています。
節分の食べ物「恵方巻や豆」

さて、話を立春の前日に戻しましょう。立春(新年)を迎える前日、つまり「大晦日」にあたるのが節分です。節分の行事食は、「邪気払い(鬼払い)」に目的が特化しています。
恵方巻
節分の日にその年の恵方(えほう:縁起の良い方角)を向いて、黙って願い事をしながら丸かぶりする巻き寿司ですね。これは江戸時代に大阪の商人が商売繁盛を願って始めたのが起源とされています。
具材は七福神にちなんで7種類を入れるのが一般的です。「福を巻き込む」という意味が込められています。
福豆(炒り豆)
「鬼は外、福は内」と豆まきで邪気を払った後、自分の年齢の数、あるいは「年齢+1粒」の豆を食べますよね。
これは、霊力を持つとされる豆を体内に取り込むことで、鬼(魔)を滅する力をいただき、1年間の無病息災を祈るという意味があります。
豆知識:なぜ「炒り豆」を使うの?
節分の豆に、生の「大豆」ではなく「炒り豆」を使うのには、二つの明確な理由があります。
- 安全のため(毒性): 実は、生の大豆には人体に有害な毒性物質(トリプシンインヒビターなど)が含まれており、生では食べられません。しっかり加熱(=炒る)することで、この毒性が消え、安全に食べられるようになります。
- 縁起のため(発芽防止): 豆まきで拾い損ねた豆から芽が出てしまうと、「邪なもの(鬼)の芽が出る」とされ、非常に縁起が悪いと考えられました。豆を「炒る」ことで発芽能力をなくし、さらに「炒る」と「射る」(鬼を射る)の語呂合わせで、魔除けの意味を強めているんです。
柊鰯(ひいらぎいわし)
焼いた鰯(いわし)の頭を、トゲのある柊(ひいらぎ)の枝に刺したもので、魔除けとして玄関に飾られます。鬼は、鰯を焼く生臭い臭いと煙、そして柊の葉の鋭いトゲを嫌うとされています。主に西日本で見られる風習ですね。
「桜餅」関東と関西の地域差

先ほど「立春朝生菓子」でも登場した「桜餅」ですが、これは「立春」の生菓子としても、「ひな祭り(3月3日)」の菓子としても食べられる、まさに春を代表する和菓子です。
もともと桜餅は、雛祭りのために作られた専用の菓子ではなかったそうです。江戸時代、東京・向島にある長命寺(ちょうめいじ)の門番が、隅田川の土手にたくさんあった桜の葉の落ち葉掃除に困り、これを塩漬けにしてお餅に巻いて売り出したのが始まりとされています。
その美しいピンク色と、桜の葉の春らしい香りから人気を博し、やがて女の子の節句である雛祭りの定番菓子としても定着していきました。
そして、この桜餅には、関東と関西で全く異なる2種類があるのは、皆さんもご存知かもしれませんね。
関東風(長命寺)
発祥は、先ほどの逸話にもある東京の「長命寺」です。小麦粉などの生地を水で溶き、クレープのように薄く焼いた皮で、あんこを「巻いた」ものです。「長命寺餅」とも呼ばれます。
関西風(道明寺)
発祥は大阪の「道明寺」とされます。「道明寺粉(どうみょうじこ)」と呼ばれる、もち米を蒸して乾燥させ、粗く砕いた粉を使用します。
これをお湯で戻して使うため、おはぎのように米の粒々とした食感が残るのが特徴です。このお餅で、あんこを「包み込んだ」ものです。「道明寺餅」とも呼ばれます。
北海道はなぜ関西風?
ここで面白いのが北海道です。地理的には東日本に属する北海道ですが、主流となっている桜餅は関西風の「道明寺」なんです。
これは、江戸時代から明治にかけて、関西と北海道が日本海を経由する「北前船(きたまえぶね)」などで盛んに交易を行っており、その際に食文化も一緒に伝わったためとされています。
なんだか歴史のロマンを感じるお話ね♪
七草粥やひなあられはいつ食べる?

最後に、これまで出てきたものも含め、日付が近くて混同しやすい春の行事食を一覧で整理しておきますね。「あれ、これはいつ食べるんだっけ?」と思った時に見返してみてください。
| 行事名 | 日付 | 代表的な食べ物 | 主な意味 |
|---|---|---|---|
| 人日の節句 (じんじつ) | 1月7日 | 七草粥 | 無病息災、正月の御馳走で疲れた胃を休める |
| 節分 (せつぶん) | 立春の前日 | 福豆、恵方巻、柊鰯 | 邪気払い、魔除け(旧年の厄を祓う) |
| 立春 (りっしゅん) | 2月4日頃 | 立春大吉豆腐、立春大福、 立春生菓子、立春朝搾り | 邪気払い(心身を清める)、招福(新年の福を招く) |
| 雛祭り (ひなまつり) | 3月3日 | 桜餅、ひし餅、ひなあられ、 はまぐりのお吸い物 | 女の子の健やかな成長と幸せを願う |
こうして見ると、それぞれの日付と意味がはっきり違いますね。
- 七草粥(1月7日): お正月の行事の締めくくりとして、胃腸を休め、無病息災を祈ります。
- 恵方巻・福豆(節分): 立春(新年)を迎えるための大晦日。徹底的に「邪気払い」をします。
- 豆腐・大福(立春): 邪気を払った後、新年を迎えて心身を「清め」、福を「招き」ます。
- ひなあられ等(3月3日): 春の訪れとともに、女の子の成長を祝う節句です。
特に「節分で払い、立春で招く」という、二日間の流れで捉えるのがとても重要かなと思います。
立春に食べるものの総括
ここまで、立春に食べるものについて、その背景や関連する行事食との違いを見てきました。
「立春に食べるもの」とは、何か単一の食べ物を指すのではなく、冬から春へと移る暦の大切な節目に行われる、一連の物語的な食体験のことなんだな、と私は感じています。
その核心は、二日間にわたるプロセスにあります。
「祓い」→「清め」→「招き入れる」
まず前日の「節分」で、豆や鰯、恵方巻を用いて旧年の邪気(鬼)を徹底的に「祓い(はらい)」ます。
そして明けた「立春」の日に、白い豆腐で心身を「清め(きよめ)」、
最後に、大福や生菓子、祝い酒によって、新しい春の福を体内に「招き入れる(まねきいれる)」のです。
立春の日にこれらの縁起物を食べることは、旧暦の「元日」に際して心身をリセットし、その年一年の一家の無病息災と招福を願う、日本の豊かな食文化の表れと言えますね。
同時に、ふきのとうや春告魚といった旬の食材を味わうことで、五感を通して春の到来を実感し、自然の恵みに感謝する日でもあります。
皆さんも今年の立春には、こうした縁起物や旬の味覚を取り入れて、清々しい春のスタートを切ってみてはいかがでしょうか。