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石上神宮に呼ばれる?不思議体験の理由と最強ご利益

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石上神宮に呼ばれる不思議体験

「石上神宮に呼ばれる」「不思議体験をした」というスピリチュアルな話に、興味を惹かれていませんか。

日本最古級の神社であり、最強のパワースポットとも称される一方で、どこか怖いという印象を持つ方もいるかもしれません。

この記事では、石上神宮にはなんの神様が祀られ、どのようなご利益があるのか、そして「呼ばれる人」とはどんな人なのかを徹底的に解説します。

霊感が強い人が語る不思議な体験談の真相から、神の使いであるニワトリの秘密、人気の起死回生のお守りやブレスレット、さらには正しい参拝方法まで、石上神宮の魅力を余すことなくお伝えします。

月影
月影

読み方は石上神宮(いそのかみじんぐう)と読みます

この記事でわかること

  • 「呼ばれる」と言われるスピリチュアルな理由
  • 参拝者が語る不思議な体験談と「怖い」噂の真相
  • 最強と評されるご利益と祀られている神様について
  • 正しい参拝方法と見どころ(ニワトリやお守りなど)

石上神宮で呼ばれる?不思議体験の真相に迫る

石上神宮で呼ばれる?不思議体験の真相に迫る
神社と日本の伝統文化・イメージ

この章のポイント

  • なんの神様?ご利益を解説
  • なぜ最強のパワースポットなのか
  • スピリチュアルなエネルギーの源泉
  • 石上神宮に呼ばれる人の特徴とは
  • 霊感が強い人が感じる神聖な気配

なんの神様?ご利益を解説

なんの神様?ご利益を解説
神社と日本の伝統文化・イメージ

石上神宮には、主に日本の成り立ちに深く関わる「剣(つるぎ)」に宿る神霊が祀られており、そのご利益は非常に強力で多岐にわたります。

ご祭神の中心となるのは、布都御魂大神(ふつのみたまのおおかみ)です。

この大神は、神話において荒ぶる神々を平定した霊剣「布都御魂剣(ふつのみたまのつるぎ)」そのものに宿る神霊です。

この剣は、常陸国(現在の茨城県)の鹿島神宮の祭神・建御雷神(たけみかづちのかみ)が、初代天皇となる神武天皇の東征の際、窮地を救うために授けたと伝えられています。

この強力無比な神剣の霊力から、石上神宮は古来より武門の守護神、国家鎮護の要として篤い信仰を集めてきました。

石上神宮の主なご利益

最も有名なご利益は、まさしく「起死回生」です。
これは前述の神武天皇の神話、すなわち危機的状況から復活を遂げたという伝承に由来します。
このことから、現代でも絶体絶命のピンチを乗り越え、新たな道を切り拓くための絶大なご加護をいただけるとされています。
その他にも、健康長寿、病気平癒、除災招福、百事成就(あらゆる物事がうまくいく)など、人生のあらゆる局面で私たちを守り導いてくださる神様です。

また、石上神宮は、古代大和朝廷において軍事・祭祀を司った有力氏族・物部氏の総氏神としても知られ、その歴史の深さが神社の格式を一層高めています。

祀られている主な神々と、そのご神体や関連する神宝を以下の表に詳しくまとめました。

御祭神ご神体・関連神宝と神話での役割
布都御魂大神(ふつのみたまのおおかみ)布都御魂剣:葦原中国(あしはらのなかつくに)平定や神武東征で活躍した霊剣。
布留御魂大神(ふるのみたまのおおかみ)十種神宝(とくさのかんだから):死者をも蘇らせるほどの霊力を持つとされる神宝群。「ふるべ、ゆらゆらとふるべ」と唱えることで魂を活性化させる。
布都斯魂大神(ふつしみたまのおおかみ)天羽々斬剣(あめのはばきりのつるぎ):素戔嗚尊(すさのおのみこと)が八岐大蛇(やまたのおろち)を退治した際に用いた剣。

このように、石上神宮は日本神話の重要な場面で活躍した強力な神剣に宿る神々をお祀りする、国家レベルの由緒を持つ特別な神社なのです。

なぜ最強のパワースポットなのか

なぜ最強のパワースポットなのか
神社と日本の伝統文化・イメージ

石上神宮が「最強」とまで称されるパワースポットである理由は、その比類なき歴史の古さと、古代国家の「霊的武器庫」であったという他に例を見ない役割にあります。

まず驚くべきは、日本の正史である『日本書紀』において、「神宮」という尊称で記されているのが、数多ある神社の中で「伊勢神宮」と「石上神宮」の二社のみであるという事実です。

これは、石上神宮が皇室の祖先神を祀る伊勢神宮と並び、国家にとって極めて重要な位置を占めていたことを示しています。

社伝によれば日本最古の創建とされ、その歴史は古代大和朝廷の黎明期にまで遡ります。

さらに、石上神宮の特異性を際立たせているのが、古代豪族・物部氏によって管理された「武器庫」としての機能です。

ただし、これは単なる武器の貯蔵庫ではありませんでした。全国から奉納された武具や、国家の権威を象Vする神宝、すなわち霊的な力を宿したアイテムを集約し、そのエネルギーをもって国家を鎮護する、いわば「霊的国防の拠点」だったのです。

国宝「七支刀(しちしとう)」の謎

その象徴こそが、ご神宝として伝わる国宝「七支刀」です。
左右に三本ずつの枝刃を持つ特異な形状の鉄剣で、その刀身には金で象嵌された銘文が刻まれています。
この銘文から、4世紀後半に朝鮮半島の百済から倭(当時の日本)へ献上されたと考えられており、古代東アジアの国際関係を示す第一級の歴史資料とされています。(出典:文化庁 国指定文化財等データベース
この剣がどのような祭祀に用いられたかは謎に包まれていますが、石上神宮が持つ神秘的な力の源泉の一つであることは間違いありません。

伊勢神宮が国家の「内」なる安寧を祈る場所だとすれば、石上神宮は国家の「外」に対する武威と守護を司る場所でした。

このように、単なる信仰の場にとどまらず、国家の武力と霊力を一手に引き受ける中心地であった歴史こそが、石上神宮を最強のパワースポットたらしめているのです。

スピリチュアルなエネルギーの源泉

スピリチュアルなエネルギーの源泉
神社と日本の伝統文化・イメージ

石上神宮の深く清らかなスピリチュアルなエネルギーは、ご神体である神剣の霊力はもちろんのこと、神職ですら滅多に立ち入れない神聖な領域「禁足地(きんそくち)」から今なお豊かに湧き出ていると言われています。

驚くことに、石上神宮には創建以来、長きにわたって本殿が存在しませんでした。

人々は、国宝に指定されている拝殿のさらに奥、瑞垣(みずがき)で厳重に囲まれた「禁足地」と呼ばれる聖域そのものを御神体として、祈りを捧げてきたのです。

この場所こそ、神々が鎮まる御本地とされ、ご神体である布都御魂剣などが埋斎されていると固く信じられてきました。

その伝承が事実であることを証明したのが、明治11年(1878年)のことです。

当時の大宮司・菅政友が、長年の禁を破り学術的な発掘調査を敢行したところ、伝承の通り、鏡や勾玉、そして多数の刀剣や矛などの神宝が姿を現しました。

この歴史的な発見を機に、出土したご神剣を正式にお祀りするため、大正時代に現在の本殿が造営されたのです。

現在も約1300平方メートルに及ぶ禁足地は、剣先状の石でできた瑞垣で囲まれ、境内の中でも最も神聖な場所として静寂を保っています。

この聖域が、境内全体に満ちる清浄で力強いエネルギーの源泉となっていることは、その場に立つと肌で感じられるほどです。

また、神社の北方には、古代の禊(みそぎ)の場であったともいわれる神聖な布留川(ふるかわ)が流れ、周辺には物部氏の墓とされる古墳が点在します。

土地そのものが持つ太古からの霊的な力と、幾世代にもわたる人々の深い信仰が融合し、石上神宮ならではの他に類を見ないスピリチュアルな雰囲気を形成しているのです。

石上神宮に呼ばれる人の特徴とは

石上神宮に呼ばれる人の特徴とは
神社と日本の伝統文化・イメージ

「石上神宮に呼ばれる」という不思議な感覚。これは特定の誰かが名指しで招かれるわけではありません。

一般的に、人生の大きな岐路に立ち、覚悟を決めて現状を打破しようとする人が、神様の強力なご加護に引き寄せられる現象だと考えられています。

石上神宮の最も象徴的なご利益が「起死回生」であることは、既に述べた通りです。

このことから、漠然と「良くなりたい」と願うだけでなく、自らの力で運命を切り拓こうとする強い意志を持った人が、特に神様とのご縁が深まると言われています。

具体的に「呼ばれる」とされる状況

  • 事業や仕事での大きな挑戦:新規事業の立ち上げ、重要なプロジェクト、昇進など、リスクを恐れず前に進もうとする時。
  • 困難な状況からの脱却:長引く不運、人間関係の悩み、経済的な苦境など、自らの力で断ち切りたいと強く願う時。
  • 病や怪我との闘い:治療への強い意志を持ち、心身両面からの回復を祈る時。
  • 自己変革への決意:過去の自分と決別し、新しい自分として生まれ変わりたいと覚悟を決めた時。

つまり、「呼ばれる」という感覚は、自らの魂が発する「変わりたい」という強いエネルギーが、石上神宮の神様の持つ「再生」や「突破」の力と共鳴し、引き合う状態と言えるでしょう。

もしあなたが、理由もなく「なぜか石上神宮が気になる」「行かなければならない気がする」と感じているのなら、それはあなたの魂が次なるステージへ進む準備ができたという、神様からのサインなのかもしれません。

また、物部氏が武門の棟梁であったことから、経営者、アスリート、警察官や自衛官、あるいは芸術家など、日々厳しい決断や勝負の世界に身を置く人々も、特に強いご加護をいただけると言われています。

霊感が強い人が感じる神聖な気配

感受性の鋭い人や、いわゆる霊感が強いとされる人々は、石上神宮の境内で他とは一線を画す、非常に強力で澄み切った神聖な気配を感じることがあると言われています。

それは決して怖いものではなく、むしろ心身が浄化されるような感覚です。

その特別な感覚は、多くの場合、高さ7メートルを誇る檜造りの大鳥居をくぐった瞬間から始まります。

俗世の喧騒が遠のき、空気が凛と引き締まるのを感じるでしょう。まるで目に見えない膜を通過し、神々の領域である結界の内側に入ったかのような、清浄で厳かな雰囲気に全身が包まれます。

境内の中でも、特にエネルギーが凝縮しているとされる場所と、そこで感じられる気配の質には特徴があります。

スポット感じられる気配の特徴
楼門(ろうもん)重要文化財に指定された美しい門。背筋が伸びるような、厳かで力強いエネルギー。聖徳太子もこの門の力に感銘を受けたという伝承が残ります。
禁足地(きんそくち)周辺境内随一の聖域。直接立ち入れないからこそ、畏敬の念を抱かせるほどの、静かで圧倒的な神気が満ちています。
布留の森(ふるのもり)樹齢数百年の大木が茂る神域の森。全ての生命を包み込むような、優しくも力強い生命エネルギー。深呼吸するだけで心身が浄化される感覚があります。

参拝時の心構えと撮影マナー

参拝者の中には、境内でオーブ(光の玉)のようなものが写真に写り込んだというスピリチュアルな体験をされる方もいるようです。
しかし、最も重要なのは神様への敬意です。
前述の通り、国宝である拝殿や神聖な禁足地周辺は撮影が禁止されています
神聖な場所ではカメラやスマートフォンをしまい、五感でその場の空気を感じ、静かに祈りを捧げることに集中しましょう。

石上神宮の不思議体験と「怖い」と言われる理由

石上神宮の不思議体験と「怖い」と言われる理由
神社と日本の伝統文化・イメージ

この章のポイント

  • 実際にあった不思議な体験談
  • 石上神宮が怖いと言われる3つの噂
  • 神の使いとされるニワトリの秘密
  • 人気の起死回生お守りとブレスレット
  • ご利益をいただくための正しい参拝方法
  • 石上神宮で呼ばれるような不思議体験を総括

実際にあった不思議な体験談

実際にあった不思議な体験談
神社と日本の伝統文化・イメージ

石上神宮では、現代科学では説明が難しいような、心に残る不思議な体験談が数多く語り継がれています。

これらは、神社の持つ悠久の歴史と神聖な雰囲気が、参拝者の心と深く共鳴することで起こる現象なのかもしれません。

最もよく語られる不思議体験の一つが、神の使いであるニワトリとの神秘的な出会いです。

例えば、「人生の岐路に悩みながら参道を歩いていると、一羽の美しいニワトリが目の前に現れ、まるで進むべき道を示すかのように拝殿まで先導してくれた」といった話があります。

また、「心が深く傷ついている時に訪れると、そっと足元に寄り添ってくれ、不思議と心が慰められた」という体験談も聞かれます。

これらは、神様がニワトリの姿を借りて、参拝者に歓迎や励ましのメッセージを送っていると解釈されています。

また、前述の通り、神域である禁足地や布留の森では、「空気が明らかに変わり、時が止まったかのような感覚に陥った」「理由もなく涙が溢れ出し、心が洗い流された」といった、深い精神的な浄化を体験する参拝者が後を絶ちません。

これは、石上神宮が古代から守り続けてきた、純粋で強力な神域の気が、訪れる人々の魂に直接働きかけるからだと考えられます。

そして何より、参拝後に「倒産寸前だった会社が奇跡的に持ち直した」「長年患っていた病が快方に向かった」など、まさしく「起死回生」のご利益を実際に体感したという声は数えきれません。

これらの体験談は、石上神宮が単なる歴史的建造物ではなく、今もなお人々の切実な祈りに応え、時に奇跡をもたらす力を持つ、生きた聖地であることの力強い証明と言えるでしょう。

石上神宮が怖いと言われる3つの噂

石上神宮が怖いと言われる3つの噂
神社と日本の伝統文化・イメージ

最強のパワースポットとして絶大な信仰を集める石上神宮ですが、一部で「怖い」という噂を耳にすることがあります。

しかし、これは心霊現象のようなネガティブな意味合いでは決してありません。むしろ、人間の理解をはるかに超えた、大いなる存在への「畏敬の念」が、「怖い」という言葉で表現されているのです。

その背景には、主に以下の3つの理由が考えられます。

1. ご利益が強力すぎて怖い

石上神宮の代名詞である「起死回生」のご利益は、文字通り人生を根底から覆すほどの強烈なものです。

中途半端な覚悟で願うと、予期せぬ形で人生が大きく変化することもあると言われます。

その計り知れないパワーは、時に「自分の手に負えないかもしれない」という畏れを感じさせます。

強力な力には相応の責任と覚悟が伴うという、神聖な場所ならではの厳しさが「怖い」と感じさせるのです。

2. スピリチュアルな体験が畏怖につながる

前述のように、石上神宮では日常ではありえないスピリチュアルな体験をする人が少なくありません。

禁足地周辺で空気が一変するのを感じたり、誰もいないはずの森で神聖な気配を感じたり。

このような人間の五感や理解を超える現象(ヌミノース体験)は、感動や感謝と共に、根源的な畏怖の念を呼び起こします。これが「なんだか怖い」という感覚につながるのです。

3. 周辺の街並みが持つ独特の雰囲気

石上神宮が鎮座する奈良県天理市は、ご存知の通り天理教の中心地です。

市内には「おやさとやかた」と呼ばれる、瓦屋根を持つ巨大な建築群が整然と立ち並び、独特の景観を形成しています。

初めて訪れる人にとっては、その統一された非日常的な街並みが、ミステリアスな、あるいは少し近寄りがたい印象を与え、「怖い」と感じられることがあるようです。

これは神社そのものとは直接関係ありませんが、石上神宮の神秘的なイメージを補強する一因となっています。

月影
月影

これらの理由から、「怖い」という噂は、石上神宮が持つ圧倒的な神格の高さと、日常から切り離された神聖な雰囲気から生まれる、最大限の敬意を表す言葉と捉えるのが適切でしょう

神の使いとされるニワトリの秘密

石上神宮の境内を訪れると、その厳かな雰囲気の中に、どこか心を和ませる存在がいます。それが、参道や木々の間で悠然と過ごすニワトリたちです。

彼らは単なる境内のペットではなく、日本の神話にも登場する、由緒正しい「神の使い(神鶏)」とされています。

ニワトリは、夜の闇を払い、太陽の光と共に新しい一日のはじまりを告げる「暁の時を告げる鳥」として、古来より神聖視されてきました。

日本神話最大の危機とされる、天照大御神(あまてらすおおみかみ)の「天岩戸隠れ」のエピソードでは、八百万の神々が常世の長鳴鳥(とこよのながなきどり、ニワトリの古名)を集めて鳴かせたところ、それをきっかけに天照大御神が岩戸から姿を現したと記されています。

つまり、ニワトリの鳴き声には、闇を払い光を呼び戻す霊力があると信じられてきたのです。

石上神宮では、現在約30羽の神鶏が大切に保護されており、その種類も様々です。

  • 東天紅(とうてんこう):高知県原産の美しい長鳴鶏で、その声と姿から国の天然記念物に指定されています。(参考:高知県庁「高知の文化財」
  • 烏骨鶏(うこっけい):こちらも天然記念物。愛らしい姿で人気です。
  • レグホン、ミノルカなど、様々な品種が共存しています。

彼らが境内で自由に、そして健やかに過ごす姿は、神域が平和で清浄に保たれていることの何よりの証拠です。

また、夜になると木の枝に止まって眠る習性から、受験シーズンには「(木から)落ちない」という縁起を担ぎ、多くの受験生が合格祈願に訪れます。

参拝の際には、ぜひこの神聖で愛らしい神鶏たちにも静かに挨拶をしてみてください。きっと心が和み、幸運を運んできてくれることでしょう。

人気の起死回生お守りとブレスレット

石上神宮の絶大なご利益を分けていただくために、参拝の際にはぜひ授与品もご覧ください。

中でも、他では手に入らない特別な力を宿したお守りは、多くの参拝者に求められています。特に人気が高いのが、石上神宮のご利益を象徴する「御神劔守(ごしんけんおまもり)」です。

この力強いお守りは、神武天皇が熊野の地で敵の毒気にあてられ倒れた際、天から届けられた布都御魂剣の霊力によって蘇生し、奮い立ったという神話に由来しています。

まさにピンチをチャンスに変え、絶体絶命の状況から復活する「起死回生」の力を授けてくれると篤く信じられています。

お守り袋には、国宝「七支刀」が格調高く刺繍されており、そのデザインからも魔を切り払い、道を切り拓く強力なエネルギーが感じられます。

人生の大きな困難に直面している方、絶対に負けられない勝負を控えている方、病からの快復を願う方にとって、これ以上ない心の支えとなるでしょう。

また、日常的に神様のご加護を身近に感じていたい方には、ブレスレット型の「腕輪守」も大変人気があります。

様々な種類の美しい天然石が用いられており、水晶(浄化・開運)、瑪瑙(健康・長寿)、虎目石(金運・仕事運)など、ご自身の願い事に合わせたものを選ぶことができます。

デザイン性も高いため、普段使いのアクセサリーとしても素敵ですね。

これらの授与品は、重要文化財である楼門をくぐって左手にある「ご祈祷受付所・授与所」で受けることができます。

日向子
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大切な方への贈りものとしても喜ばれるはず♪

ご利益をいただくための正しい参拝方法

ご利益をいただくための正しい参拝方法
神社と日本の伝統文化・イメージ

石上神宮の強力で神聖なご利益を正しくいただくためには、礼節をわきまえた作法で、神様への深い敬意と感謝の心を込めて参拝することが何よりも大切です。訪れる前に、基本的な参拝の手順をしっかりと確認しておきましょう。

以下に、一般的な参拝手順を詳しく解説します。

  1. 大鳥居をくぐる:神域への入口です。まず鳥居の前で立ち止まり、軽く一礼してからくぐります。参道の中央は「正中(せいちゅう)」と呼ばれ、神様の通り道とされています。私たちは畏敬の念を込めて、少し端寄りを歩くのが丁寧な作法です。
  2. 手水舎(てみずしゃ)で心身を清める:参拝の前に、俗世での穢れを祓うための重要な儀式です。 手水の作法① 右手で柄杓(ひしゃく)を持ち、水を汲んで左手を清めます。
    ② 柄杓を左手に持ち替え、右手を清めます。
    ③ 再び右手に持ち替え、左の手のひらに水を受けて口をすすぎます。(柄杓に直接口をつけないように注意)
    ④ もう一度左手を清めます。
    ⑤ 最後に、柄杓を縦に持ち、残った水で柄(え)の部分を洗い流して元の場所に戻します。
  3. 楼門をくぐる:ここでも一礼し、神様がおられる神聖な空間へと進みます。ここから先は、より一層心静かに、敬虔な気持ちで進みましょう。
  4. 拝殿で参拝する:いよいよ神様との対面です。まずお賽銭を静かにお賽銭箱に入れます。次に、鈴があれば静かに鳴らし、その清らかな音色で神様にご挨拶します。そして、「二拝二拍手一拝(にはいにはくしゅいっぱい)」の作法でお参りします。これは、深いお辞儀を二回、胸の前で両手を合わせてから右手を少し下にずらして二回拍手、そして最後にもう一度深いお辞儀をするという作法です。

拝殿・禁足地周辺での撮影は厳禁です

国宝に指定されている拝殿や、境内最奥の神聖な区域である禁足地周辺での写真・動画撮影は固く禁じられています。

カメラやスマートフォンはカバンにしまい、ご自身の目と心で神聖な空間を感じ、静かに祈りを捧げることに集中してください。神様への敬意を欠く行為は厳に慎みましょう。

また、毎朝8時30分からは拝殿で「朝拝(ちょうはい)」という朝のお勤めが執り行われます。

神職の方々が祝詞を奏上する荘厳な儀式で、一般の参拝者も参加できます。

月影
月影

より深いご神縁を結びたい方は、ぜひ時間を合わせて参列されることをお勧めします

石上神宮で呼ばれるような不思議体験を総括

この記事の総まとめ

  • 石上神宮は『日本書紀』に「神宮」と記された日本最古級の神宮
  • 主祭神は神話の霊剣に宿る神様で武の神、物部氏の総氏神として信仰
  • 最強と評されるご利益は神武天皇の神話に由来する「起死回生」
  • その他にも健康長寿・病気平癒・除災招福など多岐にわたるご加護がある
  • 「呼ばれる」とは人生の転機に覚悟を決めた人の心が神様と共鳴すること
  • 不思議体験は神聖な「禁足地」や境内全体の清らかな気がもたらすもの
  • 「怖い」という噂は人知を超えた力の大きさに対する最大限の畏敬の念の表れ
  • 噂の理由は強力すぎるご利益、不思議な体験、天理市独特の街並みの3つ
  • 境内のニワトリは神の使い「神鶏」とされ、暁を告げる神聖な鳥
  • 木の枝で眠るため「落ちない」縁起物として受験生にも人気がある
  • 一番人気のお守りは七支刀が刺繍された起死回生の「御神劔守」
  • 日常的に身につけられるブレスレット型の「腕輪守」も人気が高い
  • 参拝は作法を重んじ、神様への敬意と感謝の心を忘れないことが大切
  • 国宝の拝殿や最重要聖域の禁足地周辺は撮影厳禁のマナーを守ること
  • スピリチュアルな力を感じ、人生を好転させたい方はぜひ一度訪れてみては
日向子
日向子

石上神宮での参拝があなたにとって心安らかなものとなりますように♪

  • この記事を書いた人
月影というキャラクター

月影

はじめまして。月影と申します。
神社や日本の文化が好きで、その魅力を伝えたくてブログを始めました。
忙しい毎日に、和の暮らしや神社参拝を通じて、心がほどける時間をお届けできればと思っています。
どうぞ、ゆったりとお楽しみください。