「最近、悪いことが続く…」「人生の流れを変えたい」と感じ、寒川神社で人生が変わったという口コミに辿り着いた方も多いのではないでしょうか。
全国唯一の八方除けの神様として知られる寒川神社には、スピリチュアルな力に導かれて呼ばれる人が後を絶ちません。
なんの神様が祀られていて、どのようなご利益があるのか、ゲッターズ飯田さんが推薦する理由も気になるところです。
また、八方塞がりの年齢で訪れるべきなのか、人気のお守りや待ち受けの効果、そして不思議体験の数々についても関心が集まっています。
一方で、その強力なエネルギーからか怖いという声も聞かれますが、その真相は何なのでしょうか。
この記事では、寒川神社がなぜ人生の転機に訪れるべき場所と言われるのか、その理由を詳しく解説していきます。
寒川神社で人生変わったと言われる理由とは?

なんの神様?全国唯一の八方除けのご利益

寒川神社に祀られている御祭神は、寒川比古命(さむかわひこのみこと)と寒川比女命(さむかわひめのみこと)の二柱です。
この男女二柱の神様を総称して「寒川大明神」と申し上げ、古くから関東地方の開拓の祖神として敬われてきました。
実は、これらの神様は『古事記』や『日本書紀』といった、いわゆる記紀神話にはそのお名前が登場しない、謎多き存在としても知られています。
このミステリアスな点が、かえって人々の信仰心と想像力を掻き立てる一因となっているのかもしれません。
しかし、そのご神徳は古くから絶大であるとされ、朝廷をはじめ源頼朝や武田信玄、徳川家代々といった歴史上の権力者からも篤い崇敬を集めてきました。
特に全国で唯一とされる「八方除け」の守護神としての役割は、現代に至るまで多くの人々の心の拠り所となっています。では、その八方除けとは一体どのようなご利益なのでしょうか。

八方除けってなに?
八方除けとは、私たちの日々の暮らしに降りかかるあらゆる災厄から身を守ってくださる、非常に広範囲なご利益です。
具体的には、地相・家相・方位・日柄・厄年など、森羅万象すべての事柄に起因する禍事・災難を取り除き、家業繁栄・福徳円満を招くとされています。
引越しや旅行といった方位に関わることはもちろん、仕事上の災難から人間関係の悩みまで、生きる上で避けては通れない様々な障りから守ってくださるのです。
このように、あらゆる災厄から包括的に守ってくれるため、人生のあらゆる節目において全国から多くの方がご祈祷に訪れます。
そのご祈祷数は年間約30万件にものぼり、日本一とも言われています。
スピリチュアルな注目を集める理由

寒川神社が多くの人々を惹きつけ、強力なスピリチュアル・パワースポットとして注目されるのには、いくつかの明確な理由が存在します。
その一つが、神社が鎮座する地理的な重要性です。
寒川神社は、千葉県の九十九里浜にある玉前神社から始まり、富士山、琵琶湖の竹生島、伊吹山などを経て、島根県の出雲大社までを一直線に結ぶ「レイライン(御来光道)」と呼ばれる光の道の上に位置しています。
春分・秋分の日には、この線上を太陽が昇り、沈んでいきます。
古来、このような特別な線上にある場所は非常に強いエネルギーが流れる聖地とされており、寒川神社が強力なパワースポットである大きな所以となっているのです。
さらに、かつて幕府が置かれた江戸(現在の皇居)から見ると、寒川神社は南西の方角にあります。
この方角は陰陽道で「裏鬼門」と呼ばれ、邪気が入り込みやすく万事に障りが出やすい不吉な方角とされてきました。
多くの神社が吉方とされる南や東を向いて建てられる中、寒川神社はあえて災いの多い南西を向き、江戸の裏鬼門からの災厄を一身に受け止め、国家鎮護の役割を担っていたと伝えられています。
渾天儀(こんてんぎ)と陰陽道
境内の神門脇には、天体の位置を観測する古代の天文機器「渾天儀」のレプリカが設置されています。
これは寒川神社が古くから天文や暦(こよみ)と深い関わりを持ち、それが方位や吉凶を占う陰陽道と結びついて、八方除けの信仰へと発展した歴史を物語っています。
江戸時代には、神職が陰陽師を兼ねることもあったそうです。
レイラインや裏鬼門など、目には見えないけれど大きな宇宙の法則やエネルギーが働いている場所だからこそ、多くの人が「何か特別なものを感じる」のかもしれませんね。
転機に訪れると呼ばれている人の特徴

寒川神社の体験談に目を通していると、「呼ばれるようにして訪れた」「なぜか急に行かなければいけない気がした」といった不思議な言葉を頻繁に目にします。
これは、神社が持つ清浄で強力なエネルギーが、人生の重要な局面を迎えている特定の人を引き寄せている現象と考えられています。
では、どのような人が「呼ばれる」傾向にあるのでしょうか。これまでの多くの声から、以下のような特徴を持つ方が多いようです。
これらの人々は、無意識のうちに自分の人生を「浄化し、整えたい」というサインを発しています。
その魂のサインを寒川神社のエネルギーがキャッチし、引き寄せると言われています。
YouTubeのおすすめに突然現れたり、SNSで何度も投稿を目にしたり、知人から偶然話を聞いたりといったシンクロニシティ(意味のある偶然の一致)が続く場合、それは神社からあなたへ送られている「お呼びかけ」のサインかもしれません。
悪いことが続く時に訪れると良い?

「最近、些細な怪我や病気が絶えない」「仕事や人間関係で、なぜかトラブルばかりが起きる…」など、特に思い当たる原因がないのに悪いことが続く時期は、誰の人生にも訪れる可能性があります。
このような不運の連鎖は、知らず知らずのうちに八方からくる様々な目に見えない悪影響を受けているサインかもしれません。
まさにこのような八方塞がりとも言える状況の時こそ、全国唯一の八方除けの守護神である寒川神社の力が最も頼りになります。
身に降りかかるあらゆる災難の元凶を取り除き、乱れてしまった気の流れを正常な状態に戻してくださるため、長く続いた不運の連鎖を断ち切る大きなきっかけとなるでしょう。
実際に参拝した方の中には、「長年悩まされていた人間関係のしがらみが解消された」「ご祈祷を受けてから、嘘のように物事がスムーズに進むようになった」といった感謝の声も数多く報告されています。
もしあなたが今、出口の見えない不調や不運に深く悩んでいるのであれば、一度神様におすがりしてみてはいかがでしょうか。
心の澱(おり)が洗い流され、新たな一歩を踏み出す清々しい力が湧いてくるかもしれません。
八方塞がりの年齢に必須の厄除け

「厄年」は広く知られていますが、それとは別に注意すべき年回りとされる「八方塞がり」をご存知でしょうか?
これは九星気学という東洋占術に基づく考え方で、生まれた年から定まる九つの「本命星」が、方位盤の中央(中宮)に位置する年のことを指します。
この年は、八方をすべて自分の星で塞いでしまうため、どの方角に事を起こしても障りがあり、物事がうまくいかないとされています。
そのため、新規事業や転職、新築、引越しなど、新しいことを始めるのには特に慎重になるべき年と言われています。
八方塞がりの年は、主に身体的な変化が起きやすい厄年とは異なり、自分を取り巻く環境や運気の流れそのものが停滞しやすいのが特徴です。
焦って無理に動こうとすると、かえって事態が悪化する可能性があります。
このような八方を塞がれた困難な年にこそ、寒川神社の「八方除け」のご祈祷が非常に大きな意味を持ちます。
塞がってしまった八方の運気の扉を開き、災いを福に転じるご利益をいただくことで、困難な年を無事に乗り越え、次の飛躍への準備期間とすることができるでしょう。
ご自身の年齢が該当するかどうか、下記の表で確認してみてください。
2025年(令和7年)の八方塞がり該当者
生まれ年(西暦/和暦) | 満年齢 | 数え年 | 九星 |
---|---|---|---|
2016年(平成28年) | 9歳 | 10歳 | 二黒土星 |
2007年(平成19年) | 18歳 | 19歳 | 二黒土星 |
1998年(平成10年) | 27歳 | 28歳 | 二黒土星 |
1989年(平成元年/昭和64年) | 36歳 | 37歳 | 二黒土星 |
1980年(昭和55年) | 45歳 | 46歳 | 二黒土星 |
1971年(昭和46年) | 54歳 | 55歳 | 二黒土星 |
1962年(昭和37年) | 63歳 | 64歳 | 二黒土星 |
1953年(昭和28年) | 72歳 | 73歳 | 二黒土星 |
1944年(昭和19年) | 81歳 | 82歳 | 二黒土星 |
1935年(昭和10年) | 90歳 | 91歳 | 二黒土星 |
※年齢は、神社でのご祈祷で一般的に用いられる数え年で記載しています。節分(2月3日頃)より前に生まれた方は前年の生まれとして見なします。詳しくは国立国会図書館の暦のページなどでご確認ください。
寒川神社が怖いと言われる真相

これほどまでに強力なパワースポットであるためか、一部のインターネット掲示板やSNSでは「寒川神社はエネルギーが強すぎて怖い」「参拝したら体調を崩した」という声も稀に見られます。

なぜ、人々を救うはずの神社がそのように感じられることがあるのでしょうか。考えられる理由は主に3つあります
①エネルギーの強さによる「気あたり」
寒川神社は非常に清浄で強力なエネルギー(気)に満ちています。
そのため、心身が極度に疲れていたり、エネルギーに敏感な体質だったりする方が訪れると、その清らかな気に体が順応できず、一時的に頭痛やめまい、眠気などを感じることがあります。
これは「気あたり」と呼ばれる現象で、好転反応の一種とも考えられます。
②厳格な「縁切り」の側面
前述の通り、八方除けはあらゆる災厄を取り除くご利益です。
これには、自分にとって良くない人間関係や悪習慣、ネガティブな思考の癖といった悪縁を強制的に断ち切るという、厳格な側面も含まれます。
この「断ち切る」という行為が、時に厳しい印象や痛みを伴う変化として現れるため、怖さとして捉えられることがあります。
③神聖さゆえの畏怖の念
神社は神様が鎮まる神聖な場所であり、古くから人々は「穢れ(けがれ)」を避けるべきとされてきました。
心に強い邪念やネガティブな感情を抱えていたり、何か後ろめたい気持ちがあったりすると、その清浄な神氣の前に立つことに、無意識のうちに抵抗や畏れを感じてしまうのかもしれません。

しかし、これらの理由はすべて、寒川神社が持つ力の偉大さの裏返しに他なりません。本来、寒川大明神は私たちをあらゆる災いから守り、より良い人生へと導いてくださる慈悲深い守護神です。怖いと感じるよりも、その偉大な力に心からの敬意を払い、素直な気持ちで参拝することが何よりも大切です
口コミで語られる寒川神社と人生変わった体験

ゲッターズ飯田も勧めるパワースポット

数々のテレビ番組やメディアで活躍し、これまでに7万人以上を無償で占ってきたという人気占い師のゲッターズ飯田さんも、自身の著書やSNSなどで寒川神社を「運気を変えたい時に訪れるべきパワースポット」として度々推薦しています。
多くの神社仏閣を巡り、気の流れに精通している彼が、なぜ特に寒川神社を勧めるのでしょうか。
その最大の理由は、やはり「八方除け」が持つ強力な運気の浄化・リセット作用にあるようです。
ゲッターズ飯田さんによれば、運気が乱れていると感じる時や、引越し、転職など新しい環境に飛び込む前に寒川神社でご祈祷を受けることで、過去の不運や滞りを清算し、心身のバランスを整え、新しい運気の流れをスムーズに呼び込むことができるとされています。
多くの人を実際に鑑定し、運命の流れを見てきたプロの占い師が、具体的なアクションとして「寒川神社への参拝」を勧めるというのは、非常に説得力がありますね。
自分の力だけではどうにもならない流れを変えたい時、神様のお力をお借りするのは自然なことなのかもしれません。
彼の言葉をきっかけに寒川神社を知り、半信半疑で訪れた結果、実際に人生が好転したという声も少なくありません。
このような影響力のある人物からの客観的な推薦は、寒川神社の持つ力の信頼性をさらに高めていると言えるでしょう。
参拝後に報告される不思議体験とは

寒川神社に参拝した後、「人生が変わった」と感じずにはいられないほどの不思議な体験をしたという報告は、インターネット上や口コミで後を絶ちません。
これらは単なる偶然や思い込みとして片付けることもできますが、あまりにも多くの人が似たような経験をしているのも事実です。
実際に報告されている不思議な体験談の例
- 悪縁が切れた
長年、DVやモラハラに悩み離婚できずにいたが、藁にもすがる思いでご祈祷を受けた数ヶ月後、夫の方から突然離婚を切り出され、驚くほどスムーズに別れることができた。 - 病気が発覚し、快方へ
原因不明の体調不良が続いていたが、参拝後にふと気になって訪れた病院で的確な診断を受け、治療により回復に向かった。ご祈祷を受けた数日後に激痛が走り、検査したら痛風と診断され、神様から生活改善のお告げをもらったと感じたという話も。 - 仕事の道が開けた
キャリアに行き詰まりを感じていたが、参拝後に大きなプロジェクトの責任者に抜擢されたり、予期せぬヘッドハンティングを受けたりして、仕事の道が大きく開けた。 - 子宝に恵まれた
長年不妊に悩んでいた夫婦が参拝したところ、その後すぐに妊娠が発覚した。
これらの体験談に共通しているのは、本人にとって最終的に「良い方向」へ向かうための、半ば強制的な変化が起きている点です。
時には厳しい形で問題が表面化することもありますが、それは神様がその人の人生を根本から好転させるために与えた荒療治やきっかけなのかもしれません。
もちろん、すべての人にこのような劇的な変化が起こるわけではありませんが、こうした不思議な力が働く可能性を秘めた、計り知れないご神徳のある場所であることは確かです。 (参照:神奈川県公式サイト「寒川神社境内遺跡」)
人生を好転させる人気のお守り

寒川神社では、主たるご利益である八方除けをはじめ、参拝者の様々な願いに寄り添うお守りを授かることができます。
ご祈祷を受ける時間がなかなか取れない方でも、お守りを清浄な場所に祀ったり、常に身につけたりすることで、寒川大明神の広大なご加護をいただくことができます。
特に人気が高く、多くの方が受けられているお守りをいくつかご紹介します。
お守りの種類 | 初穂料(目安) | ご利益・特徴 |
---|---|---|
八方除守 | 1,000円 | あらゆる方災から身を守る、寒川神社で最も代表的なお守り。白、紫、赤、青、黄の五色から選ぶことができ、それぞれの色に意味が込められています。 |
御守(肌守・身代わり守) | 500円 | 常に身につけることでご加護をいただく基本的なお守りです。災いを代わりに受けてくださるとも言われます。 |
心願守 | 1,000円 | 叶えたい願いを一つだけ心に込めて持つお守り。袋の結び紐の色が複数あり、直感で選ぶのが良いとされています。 |
交通安全木札 | 1,000円 | 車内に吊るすタイプの交通安全祈願のお札です。車の八方除けとして、追突防止やステッカータイプのお守りも人気です。 |
厄難除氣守 | 500円 | 厄年や八方塞がりの年に持つことで、災難を祓い、運気を向上させるお守りです。 |
お守りは、境内の授与所にて午前8時から午後4時30分まで授与されています。
ただし、お正月期間などは時間が変更になる場合があります。また、初穂料や種類は変更される可能性があるため、参拝前に公式サイトで最新の情報をご確認ください。 (参照:寒川神社公式サイト お守りのご案内)
これらのお守りをただの気休めと考えるのではなく、神様とのご縁の証として大切に扱うことで、日々の生活の中で心の支えとなり、きっとあなたを良い方向へと導いてくれるでしょう。
待ち受け画面の驚くべき効果

近年、強力なパワースポットの写真をスマートフォンの待ち受け画面に設定し、そのご利益や良い気を日常的に享受しようとする方が増えています。
寒川神社もその代表的な場所の一つで、特に壮麗な拝殿や三の鳥居、神秘的な渾天儀などの写真を待ち受けにしている方が多いようです。
もちろん、科学的な観点から言えば、待ち受け画面にしたからといって、すぐに運気が上がったり劇的な効果が現れたりするわけではありません。
しかし、スピリチュアルな観点からは、これには以下のような重要な意味合いがあると考えられます。
- 清浄な波動による浄化作用
神聖な場所の写真は、それ自体が清らかな波動を放っているとされます。毎日何度も目にする待ち受け画面からその波動を受け取ることで、無意識のうちに自身のエネルギーが浄化され、ネガティブな影響を受けにくくなる効果が期待できます。 - 神様との繋がりを常に意識できる
スマートフォンの画面を見るたびに、神社の神聖な光景が目に入ります。これにより、日々の忙しさの中でも神様のご存在を常に意識し、感謝の気持ちや謙虚な心を保ちやすくなります。この姿勢こそが、運気を拓く上で最も重要です。 - アンカリングによる自己暗示効果
「寒川様が見守ってくれている」という安心感が、心理学で言う「アンカリング効果」のように働き、自己肯定感を高め、困難な状況でも前向きな行動を促すきっかけになることがあります。
待ち受け画面の効果は、あくまで個人の信仰や心持ちに大きく左右されるものです。
他人が撮った写真を使うよりも、ご自身が参拝した際に「心地よい」「光が美しい」と感じた場所の写真を撮り、設定する方が、よりパーソナルで強力なお守りとなるでしょう。
もし参拝する機会があれば、ルールとマナーを守った上で、ご自身が最も心惹かれる場所の写真を撮り、待ち受けに設定してみてはいかがでしょうか。きっとあなただけの特別なデジタルお守りになるはずです。
総括:寒川神社で人生が変わったのは本当?

寒川神社でのひとときが、あなたの心をそっと照らす希望の灯りとなりますように